アフシャル絨毯
アフシャル絨毯は、イラン南東部のケルマン州周辺などで暮らしてきたアフシャル族と関わりの深い手織り絨毯です。遊牧や移住の歴史を背景に、幾何学的な構成や花を取り入れた文様など、多様な表現が受け継がれてきました。
特徴的なデザインの一つに「ローズガーデン」と呼ばれる文様があります。花房を思わせるモチーフをフィールド全体に規則的に配した構成で、幾何学的な秩序の中に花の形を組み込んだ独特の表現が見られます。一方で、アフシャル絨毯の文様はローズガーデンだけではなく、メダリオンや幾何学文様、植物を題材としたものなど作品によってさまざまです。
素材にはウールを主体とするものが多く、都市工房の絨毯とは異なる自由度の高い文様構成や、作品ごとに異なる織りの表情も特徴です。
vintagecarpetでは、1940年代以前のアンティークから1950〜1970年代の作品まで、年代・文様・サイズの異なるアフシャル絨毯を掲載しています。