サルーク絨毯
サルーク絨毯は、イラン中部アラーク近郊のサルーク村で制作されてきたペルシャ絨毯で、20世紀初頭にはアメリカ市場でも広く知られるようになりました。輸出向けに発展した作品群は「アメリカン・サルーク」と呼ばれることもあります。
文様には中央メダリオン、花瓶文様、蔓草文様、生命の樹などが見られ、フィールド全体にバラやピオニーなどの花を密に配した構成もサルークの特徴の一つです。直線的な幾何学構成よりも、植物文様を細かく展開した装飾性の高い作品が多く見られます。
色彩はローズレッド、藍色、ベージュ、アイボリーなどを基調とするものが多く、年代や作品によって配色には幅があります。素材にはウールを主体としたものが多く、比較的厚みのある織りと密度の高い構造を持つ作品も見られます。
vintagecarpetでは、1920年代のアンティークから1950〜1970年代のサルーク絨毯まで、年代・文様・サイズの異なる一点物を掲載しています。